【海外情報】遊戯王 英語版の種類違いについて 北米版 EU版 アジア版 結局何が違うの?

コラム


英語版カードに触れ始めると最初に必ずぶつかる壁

多言語版カードの仕様違いについてまとめました。

※当記事は今回の執筆にあたり改めて調べ直した内容をまとめて記載するものです。

より正確な情報をお持ちの方は、恐縮ですがコメント欄にてご教示いただけますと幸いでございます。

 

現在、英語版の歴史を網羅するページを開発中です。

日本では販売されていない海外ならではの商品情報を網羅したいと考えています。

ぜひ閲覧いただき、コメント欄などで皆様からもご教示いただければ幸いでございます。

まず大別すると

①英語版という大分類には「北米版」「EU版」「アジア版」がそれぞれ存在する。

②昨今の市場における「アジア版」は日本語表記のカードのことを指す。

とされます。

順を追ってこの流れを解説します。



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◆歴史の流れ

 

・2003年~2006年

2003年「Legendary of White Dragon」が英語版として発売され始めて以降、日本語版のカードプールに追いつくまでの間様々な商品が開発され始めます。

この時、時を同じくして

同時に欧州地区言語版となる「EU版」の販売も開始

EU版は欧州地区におけるフランス語・ドイツ語などのうちにおける「英語版」として存在しています。

つまりは北米圏の方々へ向けて製造されているものではないというのが最大の違いです。

そして、さらに第4期「Enemy of Justice」までの間は香港、台湾、シンガポールに向けて販売される「アジア版」の販売も行われていました。

つまりは英語版が登場した時点でこれら3種類の言語版カードは既に存在する状態となります。

余談ですが、「英語版表記のアジア版」カードは一時期日本語表記のパック販売がされていた時期もありました。

ヴァリュアブルブックには日本での販売商品としてしっかりと明記されており、通常ラインナップにおける「字レア」カードにもアルティメットレア仕様が存在することからコレクターに対して強烈なインパクトを残していたと思います。

・2014年2月

「英語版表記のアジア版」の販売が終了し、時は流れ8期の終盤において突如として「日本語表記のアジア版」が登場します。

「銀河眼の光子竜皇」が表紙をつとめる「プライマルオリジン」です。

筆者はこの時、遊戯王にどっぷり浸かっている時期であったため忘れもしないのですが、発売日当日、東北県を中心として関東全域まで大雪が降る中の販売となりました。

そんな中「Twitter」に流れてきたのは

「銀河眼の光子竜皇」のシークレットレア仕様でした。

9期が始まる「ザデュエリストアドベント」からパックの収録内容に大きな仕様変更が入るのですが、「プライマルオリジン」より前となる「レガシーオブザヴァリアント」まで、最上級レアは「アルティメットレア」とされてきていました。

しかし「プライマルオリジン」から始まる「日本語表記のアジア版」パックの収録における最上級レアは「シークレットレア」となっていることが判明するのです。

日本語仕様のカードなのに日本語では購入できない最上級レアが存在する

というなんとも皮肉な事案が発生した瞬間でした。

・2014年11月

そしてこの状況は9期に入り「ザシークレットオブレボリューション」が登場するまでの間続き続けます。

日本国内ではこのコレクター魂に火をつける「知る人ぞ知る」仕様によりいままでに類をみない価格戦争が起こることとなりました。

そして2020年現在、現存する言語と仕様の組み合わせとして残っているのは

・英語版表記の「北米版」「EU版」

・日本語表記の「アジア版」

という状況になっています。



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◆見分けのつけ方について

・英語版表記の「北米版・EU版」と「アジア版」の見分け方

英語版とアジア版のカードはカードナンバーで一応の見分けをつけることが可能です。

また裏面のTCGロゴのデザインが若干異なることも特徴のひとつです。

・北米版 = EN

・アジア版 = AE

これらのカード群はそもそも販売先として意識している場所が異なるため違いがわかりやすいです。

・英語版表記の「北米版」と「EU版」の見分け方

北米版よりもEU版の方が

 

・印刷が綺麗(色が濃い)
・アルティメットレアの堀が深い(北米版はのっぺりとした印象)
・裁断が繊細である・シークレットレア加工がより力強く美麗さが異なる

 

といった特徴があります。

 

実際のところ同一名称のカードを並べて比較しなければ見慣れていない人には気づかないほどの差と思います。

しかし、この違いを知ってしまったが故により価値のある「「EU版」が自分の手元にある」と考えたいのは人間の性ですね。。。

ちなみにパックなどの製品単体での見分け方として最も簡単なのが製品の製造元を確認することです。

おおまかには

・Made in USA

・Made in Belgium

とそれぞれの記載で確認をすることが可能です。

・日本版表記の「日本版」と「アジア版」の見分け方

 

日本版よりもアジア版の方が

 

・印刷が綺麗(色が濃い)
・アルティメットレアの堀が深い
・シークレットレア加工がより力強く美麗さが異なる

英語版表記カードにおける「北米版」と「EU版」の差に似ていますね。

◆最も気になる「入手方法」について

商品流通の観点から考えると仕方のないことですが、登場直後(というか判明直後)これらの仕様違い品というのは入手に関して相当なツテが必要な状況が続いていました。

しかし、ユーザーのニーズが一定数あることで現在ではネット通販での入手が大変容易となっています。

Amzon検索 遊戯王 北米版

「北米版」と「EU版」の違いには要注意!

日本語表記のアジア版商品についてはパックやブースターボックスの裏面を見れば記載内容がことなることで一発で確認できるのですが、「北米版」と「EU版」の違いについては前述の通り、商品の側面に記載の原産国を確認する必要があります。

Amazonとして販売される商品に英語版が存在することは基本的にありません。

マーケットプレイスにて展開される商品を購入する場合はその販売元が信頼できる相手(ショップなどの窓口である)であるかの確認を必ず行ってください!

商品名の下にある評価の欄から販売元を確認し、悪評価がないか。

返品交換などについてガイドラインがあるかを確認しましょう。

◆おわり

さてさて、世界というのはやはり広いものであらゆるコンテンツが海外輸出された途端にどんどんと独り歩きしていきますね。

そして、我々日本人はその自由さに心のどこかで海外に対して憧れを抱いていると思っています。

単純に英語ができたらカッコイイなど そういった次元のものです。

私が学生時代、まだ多言語版カードがそこまで知れ渡っていない時期には多言語版カードをもっているだけで一躍、人気物に躍り出るだけのパワーを持っていました。

「こんなものがあるのか!」「すごい!」「かっこいい!」

といった語彙力にかける感情をいつまでも持ち続け

常に「わくわく」を感じて生きていきたいですね。

 

※現在英語版の軌跡をたどる備忘録を作成中です。

 ぜひ閲覧いただき、「こんな情報もあるよ!」と情報をくださいませ!

 

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